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圃場侵入者の検知通報装置 (2/2)

圃場侵入者の検知通報装置 (1/2)」では 子機や孫機のID番号をPICのソースコード内で設定したために個体ごとにソースコードの編集をして書き込みを行いました。
しかしこれでは子機・孫機の組み合わせを変えるなどの時にいちいちプログラムの書き換えが必要で極めて使い勝手が悪いので、DIPスイッチで設定できるようにしました。(これをやっておかないと「実用的」とは言えないですね。)

製作諸資料は以下で参照・ダウンロードできます。
回路図
孫機用ユニットの製作
孫機の製作
子機の製作
PICプログラム (PIC16F1827用)
DIPスイッチ設定
<2023.10.02記>「PICライター(PICerFT)の製作」でPICライターの自作方法を紹介しています。
<2023.01.18追記> 孫機用ユニットの製作と孫機の製作 については「PaPIRs焦電センサーを使った無線子機の製作(最新仕様)」のリンクファイル内で最新製作方法を紹介しています。送信回路は基板1枚構造にしたので若干作りやすいと思います。 

「圃場侵入者の検知通報装置 (1/2)」の孫機では2つある焦電センサーの1つはセンサーと送信回路が一体化していましたが、今回はユニット化したセンサー2つと送信回路ユニットに分けました。

DIPスイッチの検出用入力が必要なのでPICは8ピンのPIC12F1840 から18ピンのPIC16F1827に変更しました。(値段差は40円)

ピン数に余りがあり、またピン数が増えてソケットから取り外しづらくなったのでICSPができるようにしました。

孫機の場合ディップスイッチのプルアップ抵抗の電流が電池寿命に影響するので、少し大きいですが3.3MΩを使っています。スイッチがOFFの場合(H レベル)リーク電流で電圧降下が生じますがHレベルと認識される電圧なので問題ありません。
子機の方はスイッチ数も少ないしソーラー電源で電力余裕があるのでPICの内部プルアップ抵抗を使っています。

親機とそのソフトウェアについては「圃場侵入者の検知通報装置 (1/2)」で紹介しているものをお使いください。


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