SSブログ

侵入者害獣撃退装置

 知人の依頼で海外の農場に侵入者ならびに害獣の撃退装置を設置することになり、次の物を製作したので紹介します。

1. センサー機からの検知信号でフラッシングするLEDフラッシャー。
2. センサー機自体にLEDフラッシングによる警告機能を持たせたもの。
3. 市販の防犯/防獣器の光・音アラームを本体外のセンサー機からの信号にも対応するようにしたもの。

侵入警報装置.jpg
設置機のフラッシング状態(ビデオ) => こちら

ここで言うセンサー機は圃場侵入者検知通報装置で製作したセンサー機(孫機)をベースにしており、上記装置でフラッシングや音の出す以外にも子機を介して親機に検知情報を送る事ができるものです。

無線信号の流れ.jpg


回路図、製作方法、ソフトウエアは以下よりダウンロードできます。
LEDフラッシャー
回路図
製作方法
PICソフト

LEDフラッシャー付きセンサー機
回路図
製作方法
PICソフト

改造害獣撃退器
回路図 & 改造方法
PICソフト


ソフトウェア・設定の変更について
 従来2センサー検知(誤検知軽減のため2つのセンサーが一定の時間内に相次いで検出した時のみ検知処理する)では、親機側で孫機の2つのセンサーから送られて来る検出信号を基に検知判定していましたが、LEDフラッシャーや害獣撃退器個々にもこの判定処理をさせると消費電力も増えるのでセンサー機(孫機)で検知判定を行うことにしました。またこれは送信頻度も減らせるのでセンサーが多い時の通信干渉によるエラーリスクの軽減にもなります。
ということでセンサー機(圃場侵入者検知通報装置で言うところの孫機)のPICプログラムは以下の物をお使いください。
なお「LEDフラッシャー付きセンサー機」のPICプログラムにはこの機能を既に盛り込んであります。

圃場侵入者の検知通報装置 (2/2)仕様の孫機用PICソフト

現在「圃場侵入者の検知通報装置 (2/2)」で使用しているPIC16F1827用のみ作ってあり、「圃場侵入者の検知通報装置 (1/2)」で使っているPIC12F1840用の物は準備してありません。必要な場合はPIC16F1827用を参考に作成していただけますようお願い致します。

このプログラムを使用する場合親機の設定方法も変更が必要になります。
このほか子機・孫機のグルーピングとPICプログラム内の設定変更に関する説明も含め下記の資料をご覧ください。

設定資料


>> ブログ記事一覧へ
nice!(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。